学校長挨拶

女子校だからできることを、理想のかたちで実践していきます。

 本校は、ここ3年間入学者増を達成してきました。全教職員と在校生が協力して実践してきた「教育の原点を追求する」取り組みが実を結んでいるのだと感じています。その顕著な例として、本校を一番身近に見ている近隣中学校からの受験者が増えています。本校がより良い変革を遂げつつある証と嬉しく感じています。

 本校が考える女子教育の原点とは、生徒一人一人の学力の伸長と規範意識の涵養です。建学の精神である「基礎学力」と同義の、つねに真理を求める高い知性を身につけること。「思いやりと礼節」、あるいは「柔軟な思考力」に通じる、感性豊かな潤いのある情操を育てること。人を思いやり、人に尽くす精神を育てることです。これに加えて、命を生み育む性として、生命の大切さを教えることです。

四つの柱

 なかでも高い知性を育てること。一人一人の学力を伸ばし、豊かな進路を保障する取り組みは重要です。本校は長い歴史の中で、手厚い学習指導を実践し、学力による留年生を出さない伝統を作ってきました。これは、全教職員が誇りとするところです。これに加えて、平成21年度からは、より高い学力、知性を育てる実践を行ってきました。正しい授業、指導計画の再点検、習熟度学級編成、放課後の勉強クラブなどに取り組んでいます。これに応えるかのように、生徒間で健全な競争意識が芽生え、切磋琢磨する雰囲気が育っています。おかげで今春は、これまで以上の進路実績をあげることができました。これまでの取り組みを検証しながら、さらに発展させ、豊かな出口を確立することが、社会の期待に応えることだと考えます。

 その一方で、同じ敷地にある大阪女子短期大学との連携も深めています。高校に在籍しながら短期大学の授業を受け、単位認定を受ける制度もスタートしています。高校時代に大学の授業にふれることは、より高い知性の獲得に役立ちます。

 思いやりの精神を育てる実践については、さまざまな機会をとらえて行っています。藤井寺という土地柄もあってか、在校生は仲間意識が強く、優しい心をもっています。しかし、まだまだその視野は狭く、“自分たちの輪”の中では思いやりがあっても、その外の輪にまで思いが至らないこともしばしばあります。時機を逃すことなく指導し、「明るく・楽しく・礼儀正しい」大阪女子短大高校生に育てます。

 これらの教育活動に加え、本校独自のカリキュラムである茶華道、生活の書道、ガラスアート、コーラスなどの特徴的な授業もあります。基礎的な力を伸ばすだけでなく、個性を磨く授業も揃っています。

学校長 尼子 東吉

学校イメージ

このページの先頭へ

学校紹介